泣き泣きオンナのブログ

社会人2年目休職からたちなおる

社会人2年目が東京でアイドルになった理由

こんにちは。
休職19日目です。
今日はあまり触れてこなかった社会人2年目の私が
副業でアイドルを始めた理由について書きます。

今年の3月、私はアイドルデビューをしました。

去年の4月から福岡から上京し、IT企業に就職。
社会人はなんだこんなもんかと思いながら毎日が過ぎていった。
平日に働いて、土日に遊んで、

ああ、私は何になりたかったんだっけ。

ずっとずっと、何かになりたかった。
自分はすごい大人になるんだと、
ずっとずっと上を目指して、挑戦して、経験してきた。

気づけばその” 大人 ”になっていた。

自分はなににもなれなかった。
なにかになるためだけに、23年間生きてきたのに

今まで生きてきた23年間は全部無駄だった。

ごめんね、今までの私。
私はなににもなれなかったよ。
たくさんがんばってくれたのにね。

涙が溢れて止まらなかった。

東京でひとり、誰にも必要とされていなかった。
私じゃなければならない役目なんかひとつもなくて、
私が今消えても、当分は誰も気が付かない。

死んでしまいたかった。

東京にはたくさんの人がいて、
誰も自分のことなんか見ていないことを知った。
既に同い年でも、年下でも、
何かを成し遂げている人、
自分の好きなことを実現している人、
夢を追いかけている人がたくさんいた。

まぶしかった。

私はなにをするのが好きなんだっけ。

私にはなにができるんだっけ。

23歳にしてそんなこともわかっていなかった。

考えて考えて出した答え、
私は、” 笑顔 ” が得意だった。
ダンスを習っていたときのこと、
自分の笑顔が人を幸せにできたことがあった。
人を魅了できたことがあった。
みんなの前に立って、知らない人と目が合い、
気持ちが通じ合えたことがあった。

人と人との繋がりが好きだった。
自分が、人の気持ちを少しだけ明るくできたとき、
なによりもうれしかった。

もう一度、ステージに立ちたい。

私みたいに、自分にはなにもないと思っている人たちに、
居場所なら、ここにあるよって伝えたい。
私と心が通じ合ったたった一瞬だけでも、
希望を感じてほしい。
辛くて苦しい気持ちに少しでも、寄り添えたらと思った。

こんなへなちょこな私が、あなたの気持ちを動かせたなら、
きっとあなたはなんだってできる。

アイドルについて調べて、オーディションを受けた。
会社に副業でアイドルになりたいと申請して、許可をもらった。
不安ばっかりだったけど、もうどうでもよかった。


こうして私は、3月にアイドルとしてデビューした。
私のことを知っている人なんてまだ全然いないけど、
実現できているのかなんてわからないけど、

私にちょっとだけ、居場所ができた。

画像
ZeroProject 市川澪

転職の関係で、アイドル活動はあと少しになりそうです。
また次のステージへ。
☟もし最近元気がない方は見に来てみてください。
土日は東京でライブしてます。
10/30(月)に無銭ライブが神奈川県であります。
https://twitter.com/mio_ichikawa